宿題に追われる
昨日はCareer Development and Counselingという職業に出席。そして今日はTheories of Counseling という、カウンセリングの諸学説について学ぶ授業と、Foundation of Counseling というカウンセリングのスキルを学ぶ演習に出てきました。
これでやっと履修した全科目の第一週目を終えました。
どの授業も私が学びたいと思っていたものド真ん中、という感じで、次の授業が楽しみでなりません。
一方で不安も。宿題が多すぎる……。米国の大学ではたとえ学部でも宿題の量が多いというのはよく聞きます。まして修士課程なら宿題が多くて当然です。もちろん覚悟はしていたのですが、こうして第一週目の授業を全て終えてみて、全ての授業の宿題をリストアップしてみると改めて驚いてしまいます。計画を立てて期限に間に合わせるのは比較的上手い方と思っていたのですが、どう考えても時間がオーバーしてしまう場合はどうしたものかと悩み中です。
けれど会社で働いていたときには期限に間に合せられないという選択肢が基本的になかったはずで、その中でなんとかやってきたのだから、まあなんとかなるでしょう、と気持ちを落ち着けようとしています。
また窮地に立たされたとき、私の中にどんな感情が湧き出てくるかを観察するのは、カウンセラーを志す者としては少し楽しみでもあります(あんまり苦しい想いはしたくないけれど)。人間が何かの刺激を受けたときに抱く感情は、5歳くらいの年齢に達するまでに経験した感情の再現だと言われています。つまり、たとえば宿題に追われて絶望感に襲われたとしたら、その絶望感と同じような感情を5歳になるまでのどこかで経験しているはずなのです。幼少期にどのような感情を経験したかは人それぞれなので、したがって同じような状況下でもそれにどう反応するかは十人十色。私は宿題の提出期限に間に合わなくなったとき、どんな感情を味わうのでしょう。その感情をじっくりと観察することで、私の脆弱性や心の癖といったものが露わになり、カウンセラーになる上で改善しなければならない課題が見つかるはずです。
なので……たとえどんなに辛い状況になっても大丈夫、と自分に言い聞かせて、今晩はとにかくゆっくり眠ろうと思います。