出願まで2ヶ月しかない!(2015年11月回想録)
2015年11月にメンタルヘルス・カウンセラーになることを決意し(決意した理由等々は後々書きたいと思います)、さっそく情報収集に取り掛かりました。普段は何をするにも行動が遅い私が、夢のためとなればなんたる素早さ!自分で自分に感動しましたが、すぐに問題にぶつかりました。出願締め切りまで、あまりに時間がなかったのです。
私は夫の赴任に伴い一年ほど前からニューヨークに住んでいたため、出願先の大学はニューヨーク内に限られていました。そこでまず調べたのがコロンビア大学 と ニューヨーク大学 (NYU)の出願情報。どちらの大学も出願締め切りは1月中旬で、この時点で準備期間は2ヶ月ちょっとしかありません。NYUの出願は1月の一回きり、コロンビア大学は1月の締め切りを逃した場合でも4月までを受け付けるとのこと。一年出願を見送ることも考えましたが、できることならば一刻も早くメンタルヘルス・カウンセラーへの一歩を踏み出したい。ニューヨーク市内かつ私が知っている大学という基準で、出願大学をコロンビア大学とNYUの2校に絞り、ダメ元ではなく、本気で受かるつもりで準備を始めました。
【必要書類】
- 履歴書 (Resume/CV)
- エッセイ (Statement of Purpose/ダブルスペースで3ページ以内)
- 推薦状2通
- 成績証明書・卒業証明書
- TOEFL 100点以上
履歴書とエッセイの書き方は右も左も分からない上に調べる時間も無いので、大学院出願対策向け予備校アゴス・ジャパンに登録。推薦状2通は当時働いていた職場の上司と学部時代の教授にお願い。出願にGREが求められていないところは救いでした。問題となるのはTOEFL100点以上。学部生時代に9ヶ月ほど留学していたので英語は得意な方と自負していたけれど、当時から8年ほど経っていたため100点を超えられる自信が全くありませんでした。出願までにテストを受ける機会はギリギリ3回。全力投球で頑張るんだという心のどこか片隅で、TOEFLのスコアが足りなくても米国のMBAや公共政策大学院に合格したという話をちらほら聞くし、まぁなんとかなるでしょ、という甘えた考えも少しありました。