TOEFL100点の壁(2015年11月回想録)
出願まで計3回TOEFLを受けましたが、結局100点を超えることができませんでした。リーディングは安定して25点を超えるのですが、リスニングは良いときもあればコケるときもある、スピーキングとライティングは安定して低調。
1回目は準備する期間もなかったので、テストの感覚を取り戻すため、とリラックスした気持ちで受けて90点。うん、これならあと2回うければ100点いけるかな、と少し明るい展望が見えました。使った教材は “Barron’s TOEFL iBT”と “The Official Guide to The TOEFL iBT”の2冊です。学部生時代にTOEFLを受けたことが既にあったので、テストの中身や解き方を解説する攻略本の類は必要ありませんでした。紹介した2冊はとにかく練習問題をたくさん解いて実践を積みたい人におすすめです。同書にも解き方ハウツー的なことは書かれていますが、とにかく時間がないので読み飛ばしました。当時は仕事をしていたので、仕事から帰ってTOEFLのスピーキングとライティングの問題を解き、翌日通勤の電車内で前日の復習と参考書付属CDでスピーキングの解答例を繰り返し聴くようにしていました。リーディングとリスニングはまあまあのスコアが取れていたので、スピーキングとライティングの得点アップに集中しました。
そうして約2週間後受けた2回目のテスト。全く点数が伸びず、前回と同じ90点。1点も伸びていないことで落胆と焦りが募り、加えて履歴書とエッセイの準備も忙しくなっていき、TOEFLの勉強に身が入らなくなっていきました。勉強のためにしっかりと時間を取って机に向かっても、もう無理じゃないか、という考えが頭によぎり、以前のようには集中できなくなっていました。
結局3回目に受けたテストも90点。
【得点内訳】
- Reading 26
- Listening 22
- Speaking 20
- Writing 22
100点以上という出願条件を満たすことはできなかったけれど、それでもまだ希望を捨てていませんでした。TOEFLのスコアが足りなくてもMBAに受かったという知人やブログの話を心の支えにして、不安な気持ち、悔しい気持ちを見ないようにしていました。とはいえやっぱり心のどこかで、このスコアでは無理じゃないか、という考えもあり、勢いに翳りが見え始めました。